「FIWCでの海外ボランティア体験で何を感じ、何を得ましたか?」
今の自分にとって一番答えにくい質問かもしれない。
FIWCのワークキャンプに最後に参加してからだいぶ時間が経ってしまった。
いまさら言葉にするのは無理かもしれない。
いったい何を書けばいいのだろうか。
FIWCという団体の活動概要、
その体験談、ボランティア・ワークキャンプの意義、
その限界、批判なんてものは、
FIWCのHPその他を参照してもらうとして、ここでは割愛。
とりあえず、2009年1月現在の自分のFIWCに対する気持ちを記したい。
※予告なく改定の可能性あり。
最初にFIWCのワークキャンプに参加したのが2003年8月。
大学1年生の夏休みだった。
あの頃のような、
FIWCに対するフレッシュでひたむきな感情は、さすがに色褪せている。
社会人になった今もなお、学生主体のFIWCのウェブサイトを動かし、
やかましく関わり続けている自分はいったい何者なんだろう?
ワークキャンプから離れ、WEB制作に専念するようになってからの方が、
FIWCへの活動参加の頻度はむしろ多くなり、2005年~2007年あたりにかけては、
FIWCは自分にとってすべてであり、唯一の居場所だったと言えるかも知れない。
何かを追求するがあまり「うつ病」になり、自分の命さえも削ってしまうほどに。
どこかFIWCに対して盲目的だった気がするけど、
それだけ自分を惹きつける魅力を持った仲間たちに囲まれていた。
今のFIWCは、気のせいだろうか。
みんながみんな、同じ顔に見えて、同じことをしているように見えてしまう。
右に倣えをして、三人四脚、五人六脚をしているように見えてしまう。
悪く言えば、ただの、仲良し集団。。。その辺の飲みサークルと変わらない。
僕の目線が変わってしまったのか、歳をとってしまったからなのか、
それとも若い学生の価値観が変わってしまったのかはわからないけど、
FIWCという空間に身を置くだけでワクワクしていたあの頃と比べると、
どこか歯がゆくて、もどかしくて、さみしい気持ちになってしまう。
FIWCのワークキャンプへの「リピーター率」も、近年は激減している。
僕が参加した2003年以前は、およそ10名近くが2回連続でキャンプに参加していた。
1回じゃ物足りない。何度でも行きたい。
そんなキャンプの魅力も、いまでは失せてしまったのか・・・。
「もし来年参加したとして、
去年の自分が参加したキャンプよりつまんなかったら、
去年を超えるキャンプにならなかったら、もったいないし、
損した気がするから、なかなか連続しては行きたいと思えない。」
・・・なんて台詞が現役のFIWC運営スタッフの口から出るようになった。
こんな基準でFIWCが計られるようになったのかと思うと、いよいよ悲しくなる。
でも何よりも、一番モヤモヤとしているのは、
大好きだったはずのFIWCに対して、2005年~2007年の頃と同じモチベーション、
同じパフォーマンスを発揮できずにいる自分自身に対して、苛立っている。
時間が自分とFIWCを変えてしまったと言うのは簡単だけど、
だけど。。。どこかやるせない。
ごく普通の学生サークルの枠にとどまり、
運営メンバーの仕事は1年間、ただワークキャンプをサポートするだけ。
多忙な学生生活の中の空き時間で、こなせる仕事さえできればそれでいい。。。
そんな風に、小さくまとまってほしくはない。
能力や感性はとてもすごいものを持った学生が、毎年集まってくる。
(大半は「ひと夏の思い出」として去っていくのが悲しいが。。。)
いくらでも可能性に溢れている。
頭でっかちになって、自分たちからそれを潰してほしくない。
いつだってクリエイティブで、チャレンジ精神を持ち続けてほしい。
もし、FIWCが小さくまとまった学生団体へと朽ちるなら、
僕はすぐにでもウェブサイトを閉鎖して、完全にFIWCから縁を切るだろう。
「もしかしたら、ここらが引き際なのかもしれない。」
最近よくそう思う。
でも、それでも離れられない自分がいる。
やっぱり、FIWCを信じていたいから・・・。
どれだけ入れ替わり立ち替わり、人が変わっていっても、
それでも変わらない何かが在るんじゃないか。
時代と世代を超えて通じるものが在るんじゃないか。
どこかでFIWCとつながり続けていることで、
いつかきっと、今よりももっとすごい何かが生み出せそうな、そんな淡い期待。
いつかそんな日が来た時のために、
まだまだ自分も、自分のちっぽけな力をFIWCで発揮できるようにしていたい。
少し他力本願で、「待つ」ことしか出来ない自分だけど、
やっぱり、FIWCのメンバーが好きだから、つながっていたい。
この身体と心が健全な限り、
この手を動かし続けてFIWCに貢献していきたい。
自分の武勇伝や持論を偉そうに垂れるだけの社会人にだけはなりたくない。
うざったいよね。そんなやつ。
どの世代の人間とも同じ目線で「ワーク」をしながら楽しいものを作っていきたい。
それはとても疲れることだということは、
2008年に学生と社会人の境界線を肌で感じ、難しそうだということは承知している。
それでも理想は捨てたくない。
FIWCにおける自分の中での時間は、
2006年にフィリピンキャンプのサイトを作った時点で止まっている。
次、今あるサイトをさらに進化させるのか、
まったく別の何かを作り、
FIWC全体に大きな動きをもたらすきっかけを生み出すか。
どちらにしろ、次へのチャレンジには大きな勇気と力がいる。
それを蓄える時間と、
自分の気持ちを奮い立たせてくれる仲間の笑顔が欲しい。
いまは、それしか言葉に表せない。