日記|IGARASHI TAKAHIRO WEBSITE


三分の一じゃキツイや。

 先週から、平日にも朝夕の薬を減らしてみた。


 3種の安定剤のうちの1種類だけに限定。 効果が薄まる代りに副作用を最小限に抑えて、どこまで仕事がこなせるか、 ほぼ「素の状態」でどこまで行けるかのテスト。


 自分の力量の範囲内でこなせる仕事ばかりの日は、1種類だけでもさして問題はなかった。


 でも、自分の守備範囲じゃない、ちょっと無理かもしれないってレベルで、 まったく経験のない仕事が複数同時にやってきた時、どうしてもパニックになってしまう。


 たまらず、机から不安を和らげる薬と、落ち込んだ意欲を持ち上げる薬の2錠を取り出して、口にぶち込む。 脳の中で何かが駆け巡っているような感覚、クラクラと眩暈が視界を揺るがす。 「フッー!」って大きく息を吐いてそれらをかき消し、無理やりテンションを上げて、カッとPCを睨みつける。


 ドーピングにも似たむちゃくちゃなやり方で、どうにかよわっちい自分自身の心を奮い立たせる。



 ほんと、何をそんなに怯えているんだろうか。何をそんなに力んでいるんだろうか。


 これまでも、この手のパニックを乗り越えて、作業を自分のものにした先に、 それまででは出来なかったことを出来ている自分と出会えて来たのに。。。 どうして自信を持てないんだろう。


 やっぱり、現在進行形で不安と直面すると、まだ押しつぶされてしまう自分がいる。 自分の中で処理するのに時間がかかる。 こればっかりはまだ仕方ないのかな。


 不安の先にあるワクワクに早く辿り着けるようになりたい。



 趣味が仕事になった。だからこそ戸惑う部分がある。 本当に自分はこれが好きだったのか、本当にこれでいいのか、いま何をしているのか、いま見ているものはなんなのか・・・何もかわからなくなる時が、 いつもじゃないけど、少なからずやってくる。


 それでも、寝て起きたら自然とPCに向かっちゃう自分がいるのは、 なんだかんだいってやっぱり好きじゃなきゃ出来ないよな・・・ってぼんやりと再確認。


 何も分かんない時は、何も考えずに来た球を素直にセンター返し。 小細工はいらない、それだけでいいや。続けてりゃ自然と、震えていた手が動くようになっているはず。



 胸に忍ばせたお守りを強く握りしめて、眼を閉じて大きく深呼吸。 どんな薬よりもやさしく心を落ち着かせてくれて、たしかな勇気を与えてくれる気がした。


 ありがたいことだね。



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